腰痛の原因

はじめまして。

パス高坂セッションルーム スタッフの理学療法士 矢島です。

今まで入間市の原田病院という総合病院で13年、現在はふじみ野市のあんど悠すまいるという訪問看護ステーションでリハビリの主任として働きながら、ここパス高坂セッションルームで非常勤(月に1回)という形でお世話になっています。

これからこちらでお身体に関する情報をお届けしていきたいと思います。

初回は腰痛についてです。

腰痛は一時的に軽減しても、何度もくり返しやすい症状です。

高坂でも腰痛に困っている方の多いこと。

整形外科や接骨院、整体などあちこち受けられた方もいるのでは?

腰痛に悩まされている多くの人は、股関節もしくは胸椎に硬さがある人がほとんどです。

腰が痛いんだから腰が悪いに決まってるだろ!と聞こえてきそうです。

実際、腰に負担がかかっていることは確かです。

ではなぜ腰に負担がかかるかを考えたことはありますか?

腰は腰椎というたった5個の骨で支えています。

骨盤や胸郭に比べるとなんだかシッカリ感が少ないですよね?

シッカリ感が少ないけど、そのぶん柔軟で動きやすいのです。

守備範囲が広いとも言えるでしょう。

わかりやすく野球に例えてみましょう

ライト股関節、センター腰椎、レフト胸椎。

で、「ライト」と「レフト」がサボっていると「センター」の守備範囲が広くなり負担が増える。

何となくわかりますか?

それと同じことが身体で起こります。

股関節と胸椎が動きが悪いと、腰椎の動きでカバーしようとする。

結果、腰椎周囲に負担がかかり、痛みになる。

腰が悪いんじゃなく、腰は他がサボってるのを頑張ってサポートしていて痛みが出ている。

そう考えると腰を悪者にしちゃうのは、ちょっとかわいそうじゃないですか?

腰はもうすでに頑張ってるんです。

腰を休ませてあげるためにも、股関節や胸椎はもう少し動けるようになってもらいたいです。

特に股関節は比較的自分で動かしやすい関節です。

きちんとしたやり方をすれば自分でもある程度のケアは可能です。

でも世の中に出回っているトレーニングは、あまり効果的じゃないのが多い。

(だからコレだけ情報が溢れてるのに、一向に腰痛がなくならない?)

股関節の簡単なケアとして、横になってつま先を大きく左右に振る方法などがあります。

もしご自分でトレーニングしていてなかなか改善に向かわない方は、もしかしたらあまり良くないやり方をされている可能性もあります。

トレーニング方法に不安があるようでしたら、一度パス高坂セッションルームにご相談ください。


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