こんばんわ、パス高坂セッションルーム 非常勤スタッフの理学療法士 矢島です。
わたしは食べることが大好きです。
パス高坂セッションルームの近くにある健康亭という定食屋さんがあるのですが、わたしが出勤する土曜日のランチの時間はなぜか閉まっていることが多く、気になっているのにも関わらずまだ行けていません。
いろいろ調べてみると美味しいらしいので、絶対に行きたいお店です。
話がそれちゃいましたが、今日は食事時に気をつけたいことをお話ししたいと思います。
特に噛む動作、アゴの動きのお話しです。
噛むことに意識を向けたことはありますか?
噛む回数は数えたことはある、という方もいらっしゃるかと思います。
よく一口食べたら30回は噛みましょう、などと言われていますね。
噛むことは健康に繋がることは、なんとなく知っている方は多いのでは?
噛むことで胃腸に負担をかけないとか、唾液をたくさん出すことなどのメリットがたくさんありますね。
ところで、食べ物を口に入れて咀嚼する、噛むことで肩こりや首の凝りが改善することがあるというのは、あまり知られていません。
そんなの毎日たくさん噛んで食べてるけど、肩こり全然あるよ!って方もいらっしゃるかと思います。
なので、ただ噛めばいいというものではありません。
これはフェルデンクライスメソッド国際公認講師の田口順子先生のセミナーに出た時に教えていただきました。
田口先生はフェルデンクライスの講師でもあり、日本で初の理学療法士になった方です。
とてもチャーミングで魅力のあるおばあちゃんです。
そのセミナーでは、ぬれせんを使いましたが、ぬれせんではなくても大丈夫です。
が、ぬれせんが一番わかりやすいかと思います。
『ぬれせんワーク』
ぬれせんを食べる時の口の中に起こっていることを感じ取るワークです。
これをすると肩がスッキリしたり、首をひねる角度が改善したりします。
なので、最初首を左右両方捻って、見える景色を覚えておきましょう。
見える景色が変化するかどうか確かめてみると面白いと思います。
1、ぬれせんを一口噛みちぎって口の中に入れる
この時は前歯を使っているはずです。
2、右か左どちらかの奥歯で噛んでいるか確認する
3、しばらくするとぬれせんは反対側の方に移って反対側の奥歯で噛むようになる
4、それを何回かそれを繰り返す
5、左右両方にぬれせんが広がって噛む
6、飲み込んで、口の中にからぬれせんがなくなる
おわり。
えっ?これで??
と思われると思いますが、首を左右に捻って、見える景色をもう一度確認してみてください。
いかがですか?
首の可動範囲が広がり、見える景色が変わっていませんか?
人間の身体はすべて筋膜で繋がっているのですが、所々でねじれていたり、動きが悪かったりする箇所があります。
最終的に、その辻褄を合わせているところが、顎関節であると言われています。
口の中の感覚を探ることによって、顎関節のバランスが整いそれが全身に波及する。
何かを食べるだけで、自分の身体が整うって手軽でステキじゃないですか?
もし良かったら普段の食事や間食される時にやってみて下さいね。
またパス高坂セッションルームに来られた際、高坂周辺のおすすめのお店など教えていただけると嬉しいです。
特においしいラーメン屋さんの情報お待ちしています!
チェーン店よりも地元の知る人ぞ知る!みたいなやつ。
よろしくお願いしまーす。