無意識で身体を固めてしまう方へ

こんにちは。

雨が続いていてタオルがなかなか洗濯できない矢島です。

明日から天気になりそうなので、明日まとめて洗濯します!

いかがお過ごしですか?

 

今日は「無意識で身体を固めてしまう」ことについてお話ししてみようと思います。

 

ん?

無意識で身体を固める?

 

よく分かりませんよね💦

 

でもまぁこの状態になっている方が多いんです。

 

無意識に力んでしまっている状態。

それが身体の不調の原因になっていることがとても多いんです。

 

・意識していないのに力が入っている状態になってしまうのはなぜか

・無意識に力が入っているとなぜ良くないのか

 

この2点をお話ししていきたいと思います。

 

<なぜ意識していないのに力が入っている状態になっているか>

では、なぜ意識していないのに力が入ってしまうのか。

あなたにもきっとこんな経験があるはず。

 

例えば、

 

・初めて包丁を持った時

・教習所で運転する時

・楽器を始めたばかりの時

・高い場所に立った時

・大勢の前で話さなければいけない時

・上司に報告をする時

・どこかが痛い時

・嫌な思いをした時

・テストの前

 

こんな時、多くの人は無意識のうちに力んでしまいます。

無意識のうちに呼吸が浅くなり、肩や首に力が入り、足がギュっとなります。

 

それは、まぁ仕方ないことです。

 

ほとんどの場合、その状況から抜け出せれば力みは解けるはずです。

でも、その状況から抜け出しても力みが解けない時があるのです。

 

・痛みが長く続いた時

・気を遣わなければいけない状況がずっと続いた時

・家に帰ってもイヤなことが頭から離れない時

 

こういった状況が長く続けば続くほど、身体の力みが解れない状態になります。

その結果、力んだ身体が普通の状態だと脳が覚えてしまい、意識していないのに力が入っている状態に陥ってしまうのです。

 

<無意識に力が入っているとなぜ良くないのか>

無意識に力が入っているのは、なぜ良くないのか。

 

各関節には得意不得意があります。

 

例えば、背骨の胸椎は捻る運動が得意なのですが、イヤなことが続き呼吸が浅くなり、胸郭を固めてしまうと胸椎の捻る運動が制限されます。

その分を腰(腰椎)や首(肩)が捻る運動をサポートしなければいけなくなる。

隣り合うの関節の負担が多くなるんです。

 

そうすると、腰や肩の筋肉が頑張らなければならず、腰痛や肩こりが起こりやすくなる。

 

足もそうです。

 

足指がサボっていると、隣の関節(アーチを形成するところ)がその分の負担を請け負ってしまい、扁平足や足底筋膜炎に繋がる。

という具合に、すぐ隣の関節に不調が生じやすくなります。

 

なので、無意識に力が入っていると、隣の関節に負担をかけてしまうので良くないのです。

 

<ではどうするのか>

僕は「無意識のうちに固めてしまっている箇所に気付く」ことに尽きるのかなぁと思っています。

 

痛みが出ているところが悪い!

とそこを悪者にして、痛いところを治そうとしたい気持ちは分かります。

(僕も以前はそうでした)

 

痛みが出ている箇所が悪いのではなく、痛みの出ているところの隣がサボっているから負担が増えて痛くなる。

と考えた方が、長い目で見ると再発せずに生活できる!と僕は考えています。

(実は隣り合っているところ以外の影響もあるのですが、複雑になってしまうのでここでは割愛)

 

ただ、無意識のうちに固めてしまっている箇所は、なかなか自分では気付きにくい。

僕が楽器を始めたばかりの時は、『肩に力が入っている!』と先輩から良く言われたものですw

本当であればプロに見てもらうのが一番良いのですが、なかなか身近にいないこともあるかと思います。

 

なので、力みやすい場所とそれに対応する簡単な体操をこちらに書いておきますので参考にされてみてください。

 

①胸郭

特にイヤなことがあったり、気を遣い過ぎの方に多い。

※深呼吸、ストレッチポールの上に寝そべる

 

②股関節

しゃがむことが少なくなった(椅子の生活になった)方に多い。

※横になって膝倒し、床の雑巾掛け

 

③足指

踵から足をつく意識の強い方、ヒールの靴を履いていた女性に多い。

※足指握り、爪マッサージ

 

④頭

目の使い過ぎの肩に多い。

※耳ひっぱり(サランラップが破れない程度の軽い力で)

 

どれも簡単にできることばかりですので、ぜひやってみてくださいね!

 

それでは、またっ!


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