冷やす?温める?

こんにちは、矢島です。

日中はまだまだ暑いですが、朝なんかは少しずつ涼しくなってきましたね。

いかがお過ごしでしょうか?

 

さて今日は痛くなった時に冷やす方が良いか、温めるほうが良いか、と言うことについてお話ししようと思います。

僕がよく聞かれることの一つに、温めた方が良いか、冷やした方が良いか、があります。

どっちが良いか悩まれた経験がある方も多いのではないでしょうか?

 

西洋医学では、急性期の炎症はRICE(ライス)と言って

・Rest(安静)

・Icing(冷却)

Compression(圧迫)

・Elevation(挙上)

をすると炎症が抑えられ、良いとされています。

 

身体を痛めた場合は動かず、患部を冷やし、包帯などでグルグル巻いて圧迫し、心臓より高い位置にあげる。

 

確かにめちゃめちゃ痛い場合、これをするとその場では楽になります。

 

ただ、全ての炎症がこれに当てはまるかと言うと、決してそうではない、と僕は考えています。

 

特にIcing(冷却)に関しては、何でもかんでも冷やせば良い、と言うわけじゃありません。

確かにスポーツの場においては、怪我をした場合にまず冷やすことが最優先されています。

 

それは短期間で炎症を抑え、スポーツに早く復帰するためには良いのかも知れません。

プロスポーツの世界や学生の大会などでは、どれだけ早く復帰できるかが最重要です。

 

しかし長い人生を通して長期的に見ると、冷やすことが本当に良いのかどうかはまた別問題。

 

冷やすことはマイナス面もあり、ちょっと考えた方が良いんじゃないかな?と思い、簡単に冷やすことのメリットとデメリットをまとめてみました。

 

<冷やすことのメリット・デメリット>

冷やすことはメリット・デメリットがあり、同様に温めることにもメリット・デメリットがあります。

その二つを天秤にかけて考えてみると良いと思います。

 

⚫︎冷やす

送る血液を減らすことで

・炎症が抑えられ痛みが和らぐ

・治癒は遅れる

冷湿布を貼る、氷等で直接冷やすがこれに当たります。

 

⚫︎温める

送る血液が増えることで

・炎症を促進し痛みが強くなる

・治癒は早まる

ホットパックや入浴、温湿布などがこれに当たります。

 

誤解を恐れずに言うと、

 

冷やすと痛みは減るけど、治りが悪い。

温めると痛くなるけど、治りが早い。

 

ってことです。

 

でも我慢できる程度の痛みであれば、「冷やさずに放っておく」で良いと思います。

 

反対に慢性的な痛みになってしまった場合は、冷やさないほうが良いです。

温めて血液を増やし、治癒を促進する方をおすすめしています。

 

そもそも人間には自然治癒力が備わっています。

身体の損傷した時には勝手に身体が反応し、治癒へ導いてくれます。

 

この自然治癒を邪魔しないようにすることがとっても大切。

 

実は冷やすと言う行為は、この自然治癒を妨げてしまっているとも考えられるのです。

 

良かれと思ってやっていたことが、長い目で見ると実はあまり良くなかった、なんてことも・・・

冷やすこと・温めることについて、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。

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