こんにちは、矢島です。
今日は足の小指側と親指側の役割の違いについてお話ししてみようと思います。
少しマニアックなお話になってしまいますが、ご了承ください。
9月にまちゼミの外反母趾の講座を開催していますが、その中でお話ししている内容の一部です。
<小指側と親指側>
足の『内側の指』と『外側の指』の役割の違いについて。
ご存知の通り、足は親指から小指まで5本あります。
この中で、実は身体を支えるのに適した指と、そうでない指があります。
結論から先にお話しすると、小指側の骨が身体を支えるのに適しています。
小指側というのは小指と薬指。
空手の蹴りは小指側で蹴りますね。
それだけ小指側は頑丈なのです。
骨で見ても小指側は支えるのに適しているのが分かります。
小指側の2本の骨(赤)と親指側の3本の骨(黄)。
小指側は中足骨の隣の足根骨は1つだけです。(立方骨)
骨が少ないということは関節がそれだけ少ないということ。
少ない力で支えることができるということです。
対して親指側の足根骨はそれぞれの中足骨についている3つと、その隣にある1つの計4つあります。(内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状骨+舟状骨)
その分関節がたくさんあります。
関節がたくさんあればあるほど、細かい動きが出来ますが、支えることには適していません。
ということで、骨の構造から見ても小指側で支えることは、楽に支えるのに理にかなっています。
逆に親指側は細かいバランスを取るのに役に立ちます。
小指側で支えて親指側でバランスを取る。
このような形で足の役割があります。
しかし親指側で支えてしまうと、バランスをとる余力がなくなってしまい、他の部分(膝や腰・首など)に負担がかかってしまいます。
母趾球で支えるのが良い、と思っている方も多いです。
親指側の方が骨が大きいので、親指側の方が強そうな感じがしますが、実は強いのは小指側です。
良くない足の使い方をしていて、他の身体の不調に繋がっている方は実に多いです。
普段あまり足の使い方に目を向けていない方が多いとは思いますが、この機会に見直していただけると嬉しいです。
ブログの記事では分かりにくいと思った方、もっと詳しく知りたい方はいつでもお気軽にご相談くださいね。
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