こんにちは矢島です。
今日は浮遊肋骨についてお話ししてみようと思います。
またマニアックな回になりそうです。
すみません💦
ちょっとマニアック回の頻度が高いので、次回以降は軽めのやつも挟んで書きたいと思います。
ちなみに前回のマニアックは話は立方骨のお話しでした。
https://ashi-seitai.com/2023/10/06/1924/
ご興味ある方はそちらもどうぞ。
さて、肋骨ですが流石に聞き馴染みがあると思います。
肋骨は上から第1〜12肋骨まであって、左右合わせると24個あります。
肋骨の多くは胸椎と胸骨に繋がっていて鳥かごのようになっています。
肋骨の中でちょっと特殊な浮遊肋骨と呼ばれる肋骨があります。
浮遊肋骨は胸骨に繋がっていなくて、先端が浮いているように見えます。
これが浮遊肋骨。
第11.12肋骨を浮遊肋骨と言います。
胸骨に繋がっていないから浮いているように見えるんで浮遊肋骨。
骨だけで見ると鳥籠の仲間になれず、あまり役になっていなさそうですね。
野球部のレギュラーメンバーになれない補欠みたいに見えるとか見えないとかw
実際、浮遊肋骨はほとんど話題にもなりません。
ちなみに僕は中学生の時バスケ部でしたが、ヘタクソだったのでレギュラーにもなれず、恥ずかしながら補欠にもなれませんでしたw
試合ではひたすら応援していました。
声はそこそこ大きかったです。
なので補欠でもスゴイのです。
・・・
話がそれました。。。
そう、その浮遊肋骨。
実は重要な役割があります。
肋骨というと呼吸と密接な関係があるのはご存じだと思います。
浮遊肋骨も横隔膜などの筋肉がついていますので、もちろん呼吸に関係してはいますが、実は腰との関係が深いのです。
ん?
肋骨と腰?
関係あるの?
骨だけ見るとどう腰と関係しているのかが分かりにくいのですが、筋肉を見ると分かりやすいでし。
#でし
浮遊肋骨である第12肋骨は腰方形筋という大きな腰の筋肉がついています。
腰方形筋
この大きな腰の筋肉がついているってだけで、何だか重要そうな気がしませんか?
これのケア方法をお伝えしようと思います。
立ったままでも椅子に座ってでもどちらでも大丈夫です。
座ってやる場合は最初に左右の骨盤を持ち上げて、腰の感じを確認すると後で効果が確認できて楽しいです✨
まず第11肋骨を触ります。
・・・
おい!
どーやって触るんじゃい!
と聞こえてきそうですが、大丈夫です。
この肋骨は結構簡単に触ることが出来ます。
まず腰に手をかけ『えっへん』とします。
そのまま手を胸郭の方にズリズリ上げていくと、親指が硬い骨っぽいものに当たります。
これが第11肋骨です。
多少ずれても大丈夫なので、まぁこの辺かなぁ・・・でOK。
動画で確認すると早いかもしれません↓
あまり強くグイグイ押さなくて大丈夫です。
骨に親指が当たっている感覚があれば良いです。
その第11肋骨を親指で触りながら、身体を左に倒します。
これを3回くらいやってみましょう。
その後もう一度左右の骨盤を持ち上げると・・・
上手くいくと、左側の骨盤が軽く動くように感じると思います。
で、今度は右も同じように。
そんなに時間もかからず腰のケアができますので、試してみて良かったら続けてやってみてください。
ではでは今日はこの辺で。