こんにちは、足整体 高坂の矢島です。
本日は産後の骨盤矯正についてのお話をしてみたいと思います。
最近産後のママさんが立て続けに来られました。
妊婦さんも大変ですが、産後のママの身体もこれまた大変です。
昼夜問わずの授乳、夜泣き&寝かしつけでの慢性的な睡眠不足。
これが永遠に続くのではないかという不安。
夫が協力してくれないイライラ。(夫は協力しているつもり💦)
それらに加え、妊娠中の身体の使い方と出産後のお身体の使い方が全く違う。
それでも怒涛の毎日が続きます。
本当に頭が下がります。
さてさて、『産後の骨盤矯正』ってやった方が良いんですか?ってことを出産後のママさんからよく聞かれます。
時には徒手的に、時にはベルト等を使って。
骨盤は妊娠しお腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて骨盤が開いてきます。
出産で骨盤が最大に開き、産後はそこから徐々に閉じていきます。
なので妊娠・出産で開いてしまった骨盤を締める、ということは一見すると理にかなっているようにも感じます。
なので・・・
骨盤が開らくこと=良くない
と思っている方が非常に多い気がします。
骨盤が開くことは、決して悪いことではありません。
骨盤が開くと、「ゆったりのんびり」した気分になります。
(ほら、太った人は何となく大らかな感じがしませんか??)
産後は「ゆったりのんびり」する必要があるため、骨盤をすぐに閉めず開いるんだと思います。
それをベルトなどでギュッと閉めてしまうと、せっかくの「ゆったりのんびり」が出来なくなる可能性があります。
確かに開いてしまった骨盤のままだと、体型も妊娠前のようにはいかないのは事実だと思います。
骨盤が出産で開き、普段の生活をしていく中で徐々に閉じていくのが自然な動きです。
自然な動きに逆らって骨盤を締めることで、体型は早く戻すことができるかも知れません。
ただ、それは「ゆったりのんびり」出来なくなることと引き換え、ということは知っていても良いかと思います。
どちらが良いかは分かりませんが、僕は自然な骨盤の開閉に任せた方が良いし、普段の身体の使い方を整えていく方が良いと思っています。
それではまた。