こんにちは矢島です。
先日、AERAのはたらく夫婦カンケイのWEB版に夫婦で掲載されました。
https://dot.asahi.com/articles/-/213520
はたらく夫婦カンケイは、お互い仕事を持っている夫婦の生活や仕事を紹介する人気連載。
記事では、お互いへの思いやお金や家事分担などについての話をしています。
よかったら覗いてみてください。
さて今日は「日本には足専門の医師が少ない理由」についてお話ししてみようと思います。
足のトラブルっていまいちどこに行って良いのか難しいですよね。
病院に行っても根本的な解決に至らない。
接骨院に行っても電気当ててちょこっとマッサージするだけ。(そもそも接骨院は慢性疾患では保険使えないんですけど💦)
医療先進国と言われている日本が、なぜそんな状況になっているのか。
そこら辺をお話ししてみようと思います。
1、日本人が靴を履くようになってからの歴史が浅い
日本人が靴を履くようになったのが戦後、欧米の文化が入ってきてから。
第二次世界大戦で敗戦した日本。
進駐軍指導の社会制度改革をきっかけに欧米化が進み、昭和30年くらいから靴を履くようになってきました。
それ以前はわらじ、雪駄、下駄、足袋などを履いていました。
靴が普及するに従って、足のトラブルが出るようになってきました。
それまでの日本では足のトラブルが少なかったんです。
靴を履くようになり、足のトラブルが出始めたのがまさに今の高齢者、というわけです。
なので日本ではあまり足のトラブルのことは重要視されてきませんでした。
一方で欧米では16世紀ごろから足のトラブルが増えてきており、足を専門に扱う職種(フスフレーゲ)が出てきています。
欧米では足のトラブルの歴史が長いのです。
2、若さで対応できていた
靴が普及したのが昭和30年頃。
靴を履いて過ごしていた日本人は、それ以降徐々に足のトラブルが多くなってきます。
最初はちょっとした痛みや不調なので、筋力や体力で何とかなっていたかもしれません。
しかし今や昭和30年代生まれの方々も高齢になってきました。
それに伴い問題が浮き彫りになってきています。
3、足病専門医の制度が無い
アメリカでは足専門医が整形外科医とは別にいるのですが、日本では整形外科医が足のトラブルを引き受けています。
日本の整形外科の教科書で、足について書かれているのはたった20ページ程度。
足ゆびについては、ほんの1ページほど。
ちなみに理学療法の学校でも足の専門的な教育はほとんどありませんでした。
それだけ日本では足のトラブルが一般的ではなかったのですね。
まぁこれじゃぁ詳しくないのも仕方ないのかも・・・
外反母趾・内反小趾・ハンマートゥ・足底筋膜炎・扁平足・ハイアーチ・モートン病・巻き爪などなど、名前や症状は知っているけど、対症療法的な治療しか出来ないのです。
ちなみにアメリカでは足専門医が1万人以上いると言われています。
歴史が長い分、医者も多い訳ですね。
<日本では足のトラブルが増えている>
靴が一般的になった今、日本では足のトラブルが非常に多くなってきてしまいました。
足整体に来られる方の多くが、医者に行ったけど・・・接骨院で診てもらっていたけど・・・
という方が多い。
現状では足の専門家があまりにも少ない。
(全くないわけではありませんよ!)
そんな中、足のトレーニングの情報が溢れています。
その情報の中には、あまり効果がないものや、かえって悪化してしまうようなものも多くあります。
せっかく行うトレーニングです。
効果的なやり方で続けていただきたいです。
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足からあなたの健康を
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足整体 高坂
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