外反母趾改善に必要な3つのこと

こんにちは、矢島です。

 

風が強い!

院内にいてもビュービュー音がしてますし、外に干してあるタオルがすごいことになっています。

 

そして花粉がめちゃめちゃ飛んでますね。

僕はひどい花粉症、という訳ではありませんが、それでも目と鼻、喉が辛いです。

 

さて、今日は外反母趾の改善に必要な3つのこと、というテーマでお話ししていこうと思います。

外反母趾になられる方はこの3つのうちのどれかに該当します。

そしてその方のお身体の状況によって、アプローチ方法が違います。

 

外反母趾の改善に必要な3つのこと

<関節可動域>

まずは関節可動域。

関節の柔らかさですね。

外反母趾になってしまってその形のまま固まってしまっている、足ゆびが伸びきってしまって全然曲がらない。

または曲がっている状態で固まってしまって全然伸びない、ゆびとゆびがくっついてしまっているなどなど、いろいろな方がいらっしゃいます。

 

親指ももちろんですが、アーチを作る関節や股関節の捩れの影響でも外反母趾になってしまいます。

 

関節可動域と一括りに言っても、筋肉が硬い方・関節の組織が硬い方に分かれます。

 

・筋肉が硬い

筋肉が硬い方は、まずは硬い筋肉を柔らかくする必要があります。

常に力が入りっぱなしで緊張しっぱなしの方は、筋肉がリラックスしている状況を作らないといけません。

まず力んでいることに気づき、力みをとるところから始めるといいと思います。

 

・関節の組織が硬い

関節の組織が硬い方は、関節を何回も何回も動かす必要があります。

グイグイと力ずくで曲げる必要はありません。

錆びて動かなくなったハサミを少しずつ動かし、油を差し少しずつ動く範囲を広げていくような取り組みをする必要があります。

 

<筋力>

足のアーチを作るための筋力が足りていない方も外反母趾になりやすいです。

特に足ゆびの筋力が大切です。

先日NHKで足の握力がめちゃくちゃ大切!っていう内容の放送をしていました。

(僕は見逃しましたが、お客さんが教えてくれました)

 

本当に足の握力は大切で、足の握力が強くなるとバランスも良くなるし、スポーツのパフォーマンスも上がります。

もちろん足の握力が強くなることで外反母趾の改善にも有効です。

 

<身体の使い方>

身体の使い方というとちょっとわかりにくいかもしれませんね。

身体の癖と言い換えるとちょっと分かりやすいですかね。

 

例えば、足の親指側で支える癖。

本来は骨の構造上、足の小指側で支えた方が効率的で無理なく体重を受けられるのですが、親指側で支えるとアーチが潰れてしまい、身体に無理が生じてしまいます。

 

または浮きゆび。

筋力や関節可動域があっても足ゆびが浮いていると、せっかくの力が発揮できません。

筋力をいくらつけても、どれだけ柔軟をしても、普段から使えていなければないものと同じです。

 

身体の使い方が間違っていると、本来持っているせっかくの力が発揮できません。

そればかりか、どんどん間違った方向に関節が向いてしまったり、変な筋肉だけ発達してしまったりして、本来必要な関節可動域や筋力が衰えていってしまいます。

 

以上、3つのことが外反母趾改善に必要なことでした。

全てに当てはまる方もいれば、2つだけという方もいらっしゃると思います。

 

またこの関節は動きはいいけどここが硬い、とか、この筋力だけが足りていない、とかその方によってトレーニングの方法も異なります。

 

「これが良い」と言われているトレーニングをするのも一つかもしれませんが、ご自分の身体に必要な要素を知ることも外反母趾改善への近道です。

まぁこれは外反母趾だけに限りませんけどね。

 

しっかり身体を評価し、健康な身体へ向かえると良いですね。

 

今後も『足の悩みを軽くする』をテーマに情報を配信していきたいと思います!

ではまたっ!

 

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