おはようございます、矢島です。
さて本日も前回に引き続き、外反母趾の施術前後の比較をご紹介いたします。
７０代の女性で重度の外反母趾の方です。
親指の上に人差し指が乗っかってしまっています。
靴を履くと左足の人差し指が靴の上の部分に当たってしまい、痛くて歩けなくなってしまうとのこと。
これは大変ですね。
＜施術前＞
足の健康チェックでは皮膚関節（足の使い方）、柔軟性、爪の項目が特に問題でした。
特に皮膚・関節の状態（足の使い方）の問題は非常に根深い。
母趾球で支える癖がとても強いです。
指が重ならないように指の位置を手で戻してもこんな感じ。↓
御多分に洩れずMP関節や足根骨の硬さがあり、アーチが崩れています。
小指の爪もめちゃくちゃ小さい。
長い間、小指を使えてなかったことが伺えます。
左母趾の爪は、巻き爪＆爪の肥厚が強く、爪のほとんどを取ったようです。
右にも巻き爪があったのですが、こちらは他院（巻き爪矯正センターさん）でツメフラ法という特殊な方法で改善したそうです。
巻き爪矯正センターさんHP
＜施術後＞
足の施術と足の使い方のトレーニングを中心に行った結果がこちら。
小指側（立方骨）に重心を乗せられるようになり、足のアーチが復活し外反母趾は改善方向に向かいました。
施術前と比べると親指の外反が減り、指の捩れの改善も見られます。
ただ施術直後は良いものの、普段の足の使い方に戻ると、また元に戻ろうとしてしまいますので、足のトレーニングはご自宅でもやっていただく必要があります。
足の使い方の修正方法や関節の動かし方、爪のマッサージなどの方法をお伝えして終了しました。
本当にご自宅での過ごし方がとても重要です。
ご自分の足と向き合い、いつまでも元気に自分の足で歩けると良いなぁと心から願っています。
それではまたっ！
🦶足整体 高坂🦶
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