こんにちは☀️
先一昨日長男が学校で作ってきた紙鉄砲で大きな音を思いっきり(助走までつけて)鳴らした挙句、テレビ台に小ゆびをぶつけた矢島です。
ぶつけた時は流血しパンパンに腫れ上がっていましたが、今日はだいぶ腫れも引いて痛みもかなりマシにまりました。

皆さん紙鉄砲を鳴らす際は気をつけましょう!(笑)
さて、今日は寝返りについてのお話です。
<寝返りの効能>
子育てをされた方なら分かると思いますが、子供は寝相が悪い。
夜中に見ると180°反対になっていたり、のけ反るような変な姿勢で寝ていたりします。
でも実は、寝ている時にグニャグニャ動いたり変な姿勢になることで、1日の疲れや緊張を取っています。
その変な動きや姿勢こそが自分の身体を整えているんです。
それがいつの間にか寝相が良くなってしまい、1日の疲れや緊張が取れ切らないまま次の日を迎えるようになってしまっています。
本来なら寝ている時に自然に身体を整体するはずが、身体を整え切らないままなので、身体が硬くなったり怪我をしやすかったりと不調の原因になっているのです。
特に高齢になると寝返りすら打てない、なんて方も珍しくありません。
そりゃぁ疲れやすくもなります。
そもそも人間が生まれ、成長するにあたり、赤ちゃんが最初に獲得する動きが「寝返り」です。
この寝返りの中に、その後に必要な筋肉の使い方やバランスの取り方の基礎が含まれています。
起き上がる、座る、立つ、歩く。
これら全ての基礎は寝返りから始まるのです。
もしお身体のどこかで不調が起こっているとしたら、一度寝返りを見直すのも良いと思います。
<枕を見直そう>
そこでまず見直していただきたいのが枕です。

枕を選ぶ時、どんなことに気を付けて選んでいますか??
寝心地でしょうか?
素材でしょうか?
高さや硬さでしょうか?
通気性でしょうか?
洗うのが簡単かどうかでしょうか?
どれもとても大切なのですが、僕は
『寝返りが打ちやすいかどうか』
が重要だと思っています。
寝ている時は基本的には身体中の緊張が抜けています。
その状態で寝返りがしやすういかどうか。
寝返りがしにくい枕を選んでしまうと、余計な緊張が生まれてしまい、疲れが取れきれません。
例え寝返りをしなくとも、ちょっとした首の動きや身体の移動は起こっているはずです。
その動きが制限されてしまうと、緊張が生まれるし、動こうとすることもやめてしまう可能性もあります。
なので、寝ている状態で動きやすいかどうかは非常に重要なポイントです。
動きにくい枕の代表は低反発枕です。
低反発まくらは頭の形に変形してしまい、寝返りが打ちにくくなる枕の一つです。
もし身体の不調があり、低反発枕を使用している方は、一度枕を検討してみることをお勧めします。
<当院の施術での寝返り>
当院の施術をお受けになられた方はお分かりかも知れませんが、当院では毎回必ずと言っていいほど寝返りをします。
この寝返りは横向き(側臥位)での施術をしたいから寝返りをしているのではありません。
スムーズに寝返りをするように丁寧に動きを促すことで、子供の頃のような寝相を再現し余計な緊張を取る施術を心がけています。

もし色々試してみたけど、「起きた時に緊張が取れていない」と感じていらっしゃったら一度ご相談ください。
良い睡眠が取れるようになるといいですね✨
それではまたっ!!