こんにちは矢島です。
今日は長男の小学校の運動会でした。
雨でしたが、予備日の明日も雨予報なので、今日の方がまだマシ、との判断だと思います。
体操服の生徒達はみんな寒さで震えていましたね🥶
風邪引かなければ良いのですが・・・
さて今日は「立ち方・歩き方を見直す」というテーマでお話ししてみたいと思います。
よく「この立ち方で合ってますか?」「どう歩くのが正解ですか?」と聞かれることがあります。
でも実は、「これが正解!」と一言で言えるような立ち方・歩き方は、伝えるのがとても難しいのです。
なぜかというと、人それぞれ身体の使い方のクセが違い、バランスも違うから。
同じように伝えても、良い立ち方・歩き方にはならないんです。
つまり、万人に共通する「正しい姿勢」や「理想の歩き方」というものはない、とも言えます。
<習慣を変えるには時間がかかる>
例えば、プロ野球のピッチャーが来季から投球フォームを変えるとします。
肘に負担のかかるフォームを改善しようとするわけです。
でも、長年かけて身につけたフォームを変えるのは簡単ではありません。
オフシーズンの数ヶ月をかけて、動画を見ながら、コーチと一緒に何度も投げて、微調整を繰り返していきます。
最初のうちは、新しいフォームではうまく投げられない。
身体が慣れていないうちは違和感があるし、ついつい昔のフォームに戻ってしまう。
だってそっちの方が「投げやすい」からです。
でも、そのままでは肘にまた負担がかかる。
だからコーチが一球一球見て、少しずつ修正していく。
そうやって時間をかけて、ようやく新しいフォームが「自分のもの」になっていくのです。
<歩き方もまったく同じ>
立ち方や歩き方の見直しも、実はこれとまったく同じプロセスです。
たとえ理想的な歩き方を教わっても、最初はぎこちなくて歩きにくい。
「なんか変だな」「やっぱり前の方が歩きやすい」と感じて、気づけば元の歩き方に戻ってしまう。
でもそれは悪いことではありません。
だって何十年もその歩き方で生きてきたのです。
身体にとっては、そっちの方が「安心」なんです。
だからこそ、焦らずに少しずつ意識していくことが大切です。
一日5分でもいいので、トレーニングに取り組んでみたり、歩くときに足の裏の感覚を意識してみたり。
そんな小さな積み重ねが、やがて身体の「当たり前」を変えていきます。
正解は「自分の身体の声を聞くこと」
立ち方や歩き方に「これが正解」というものはありません。
でも、自分の身体に合った身体の使い方ができるように、負担の少ない方向へ向かわせることは出来ます。
それは今までの脳の使い方を変えること。
脳の命令を聞くのではなく、身体の声を聞くのです。
足のゆびが接地しているかな?
膝の向きはどうかな?
踵接地になってないかな?
トレーニングした後の身体の感じはどうかな?
などなど、今の身体の状態を感じ、身体の変化を探していくことです。
身体は、脳は、少しずつ、でも確実に変わっていきます。
ぜひ取り組んでいただきたいです。
お読みいただきありがとうございます!
それではまたっ!!